成り行き上WinkingHappy

英字新聞を手にしていても、コーヒーショップでは英語で話しかけられることはまずない(と思う)。でも、ホテルでは違うようだ。

ホテルに宿泊し、朝食をとりにレストランへ行ったときの事。入り口に英字新聞が。オバマさんがにっこり笑っていて、思わず手に取ったのだが、それが運の尽き。レストランスタッフとは英語でやり取りする羽目に。

スタッフはたぶん私のことを日本以外のアジア人だと思ったのだろう。最近、ホテル宿泊者にかなり中国の人たちが増えている事実はある。日本語で答えてもよかったけれど、朝食をとる際にスタッフとの会話はせいぜい「コーヒー、紅茶、どちら?」ぐらいのもの。それにそのスタッフだけで済むし、まぁいいか、てな具合。

なので、食事後の出口レジカウンターでは日本語で「ごちそうさま」を言ったつもりだった。だが、美しい歯並びを見せながら百万ドルの笑顔を披露しているオバマさんがモノを言い、またまた英語で話しかけられてしまった。「ごちそうさま」が聞こえなかったのか、オバマさんの威力なのか? ここでも何故かついでだし、部屋に付けてもらうためにサインをし、サンキューと言えば済むのだし、まぁいいか、英語で、と。

ところがレジでは意外に長い会話をする羽目に。お茶目なスタッフなのかどうか、色々と語る。どっぷり日本人なのに日本語を話せないフリをしていることにだんだん罪意識がわいてくる。でも罪意識はどこかの時点で消え、そこを超越するとなんだか日本以外のアジア人になった気分(笑)。東南アジア系には見えづらいから、やっぱり中国か韓国かな、などと要らぬ事まで考える。

スタッフと私の「英語ごっこ」はおしまい。英字新聞ゲットの許可をもらい、謝意を示し、エレベーターへ。笑顔のオバマさんは話のネタとして家まで持ち帰る事に。