成長国の表裏


10年03月07日:日 :"なんだかんだ":映画好き
昨年のアカデミー賞は、ブラピ率いるデヴィッド・フィンチャー監督の『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』が有望視されていたにも拘らず、作品賞や監督賞など主要部門をさらったのは、ダニー・ボイル監督の『スラムドッグ$ミリオネア』だった。嬉しいダークホース、である。
スラム街出身の青年がテレビのクイズショーで賞金を次々に勝ち取っていくというストーリーだ。日本では、みのもんたでお馴染みの「ファイナルアンサー?」という、アレ。
スラム街で育ち、無学のはず、の彼が何故そこまでクイズに正解してしまうのか。インチキ、カンニング、様々な憶測が飛び交い、取り調べまでに発展してしまう。だが、主人公ジャマールの正答継続には理由があった。それはジャマールと同じスラムで育った幼なじみで初恋の女の子ラティカー。子供のときに離ればなれになる二人。だがジャマールはずっと彼女を探し求めてきた。その彼の旅路の中にその理由があり、クイズの出題と彼の人生はピタリと重なるのである。
中国と同様に、経済発展の著しいインド。人口は11億人。だが、成長途上には陰と陽、光と陰はつきものである。この映画でもスラムの様子が映し出される。知識層にしてみれば、インドは一種の”英語圏”。IT業界におけるインドの活躍は世界規模である。それとは裏腹に、こうしたスラムもまだ存在しているのだと感じさせた。
上記の光と陰以外にも、こうした映画で問題視されることがあると聞く。それは、スラム街の子供を映画に起用した後の、”アフターケア”だという。つまり、ギャラの管理の問題である。ハリウッドなど”西側”の映画に出演した場合、スラム生活者にとってギャラは大金である。エージェントが割り込んできて出演料を搾取し、起用された子供にそのお金が行き渡らない、また、映画製作側自身が搾取するケースもあるという。この映画でそんなことはなかったと信じてはいるが。
なかなか見応えのある映画だと思う。過酷な幼少期、そして厳しい生活。だが、それを狂おしいまでの愛でパワーに変え、運命を切り開いて行く感動の物語である。インド映画といえばダンス。エンディングのダンスも楽しい。
明日はアカデミー賞発表。サンドラ・ブロックに是非主演女優賞を取って欲しい。それ以外は今のところ?
スラム街出身の青年がテレビのクイズショーで賞金を次々に勝ち取っていくというストーリーだ。日本では、みのもんたでお馴染みの「ファイナルアンサー?」という、アレ。
スラム街で育ち、無学のはず、の彼が何故そこまでクイズに正解してしまうのか。インチキ、カンニング、様々な憶測が飛び交い、取り調べまでに発展してしまう。だが、主人公ジャマールの正答継続には理由があった。それはジャマールと同じスラムで育った幼なじみで初恋の女の子ラティカー。子供のときに離ればなれになる二人。だがジャマールはずっと彼女を探し求めてきた。その彼の旅路の中にその理由があり、クイズの出題と彼の人生はピタリと重なるのである。
中国と同様に、経済発展の著しいインド。人口は11億人。だが、成長途上には陰と陽、光と陰はつきものである。この映画でもスラムの様子が映し出される。知識層にしてみれば、インドは一種の”英語圏”。IT業界におけるインドの活躍は世界規模である。それとは裏腹に、こうしたスラムもまだ存在しているのだと感じさせた。
上記の光と陰以外にも、こうした映画で問題視されることがあると聞く。それは、スラム街の子供を映画に起用した後の、”アフターケア”だという。つまり、ギャラの管理の問題である。ハリウッドなど”西側”の映画に出演した場合、スラム生活者にとってギャラは大金である。エージェントが割り込んできて出演料を搾取し、起用された子供にそのお金が行き渡らない、また、映画製作側自身が搾取するケースもあるという。この映画でそんなことはなかったと信じてはいるが。
なかなか見応えのある映画だと思う。過酷な幼少期、そして厳しい生活。だが、それを狂おしいまでの愛でパワーに変え、運命を切り開いて行く感動の物語である。インド映画といえばダンス。エンディングのダンスも楽しい。
明日はアカデミー賞発表。サンドラ・ブロックに是非主演女優賞を取って欲しい。それ以外は今のところ?