おしどり夫婦


09年10月27日:火 :"なんだかんだ":楽しや
私たち夫婦は「財団法人日本野鳥の会」会員。灌漑用水用の溜池堰とはいえ、湖畔は湖畔。そこに家を構えてはや6年が経過。ほぼ毎日、何らかの水鳥が行き交い、私たちの目を楽しませてくれています。
これをきっかけに入会したと締めくくれば、”野鳥をこよなく愛する中年夫婦”という冠付きのなかなか美しい話に終始するのですが、まぁ、そんな奇麗ごとだけではありません。
10月の声とともに現れるのがオシドリ。オシドリを多く見かけることイコールそろそろ狩猟期間に入るサイン。11月15日から2月15日までがそれ。ちなみにオシドリは狩猟対象外。対象の鳥は29種。代表的なのがマガモやカルガモ。思いっきり肉食獣の私ですが(笑)、スーパーでどんなお肉でも購入できるこの時代に、何も狩猟してまで、という気持ち。これが入会への気持ちを後押ししたことは間違いありません。
入会したことで狩猟禁止区域になるわけではないのですが、私たちの「意思表示」のためというのが2つ目の理由。例えば、ハンターさんたちの「たくさん獲れたら一羽置いてってやるよ」という暖かく優しい言葉に対し「野鳥の会の会員なんですよぉ」の応答が示す間接的な意思表示効果、或いは仮に「日本野鳥の会会員」なる看板でもかけての意思表示。てな具合の意思表示です。ご理解いただけましたよね。
日本の狩猟ルールはかなりアバウト。詳細は省きますが我が家の堰も狩猟区域。民家が目前にあっても、です。引っ越してきた年の11月15日は、警察と狩猟会(猟銃会?)の双方が訪れ、ハンターたちは警察からのお達しを受けてました。初年度だったことで私はかなり緊張しました。う、うちの子たちが間違って撃たれたら、ど、ど、どっしよぅ、みたいな。
しかしふたを開けてみればそんなに心配しなくとも、という気持ちに。ハンターたちは感じの良い人ばかり。世間話に花が咲き、という具合。猟銃を持った感じの悪い人には会いたくないですが(笑)。家が近くにあるからということで来なくなったハンターたちもいます。今ももちろん家が接近しているところは狩猟禁止区域に指定してもらいたい気持ちは大有りですが、目くじらを立てるよりも、ルールを尊重し、良識を信じ、協調性を持って接していきたいと思っています。
あ、ホントは今日のブログは、サクサクっと野鳥の会会員であることを説明し、基本的には美しいオシドリさんの写真だけに止めるつもりだったのに、結局なんだかんだと色々書いてしまいました。なんだかんだブログなのですから、結果オーライということに 汗。
では、本来の目的である写真を。
写真はオシドリのメス。艶やかなオス、地味なメス。これはどの鳥にも言えること。オシドリは特にその差が激しいと言われますが、メスもなんとも美しく可愛い。
上の枝にメス、下にオスがとまっています。おしどり夫婦とはよく言ったものです。噂では「オシドリの夫婦」は決して「オシドリ夫婦」とは言えないという説もあるそうですが、私は信じないことに決定(誓)。
泳ぐ姿もまた美しいですねぇ。惚れ惚れします。