手前味噌ですがWinkingLaughHappy


20083月に仕込んだ自家製味噌。9リットルの味噌瓶を開けてみた。表面にカビはなく、美しい褐色が姿を現す(渕に見えるのは乾いて付着した新聞)。褐色の主は昆布。味噌作りには欠かせない昆布。ネットなどで見る一般のレシピでは、表面をビニールで覆うらしい。だが実家では昆布と決まっている。ちょうど今頃が味噌作りの”旬”。「みそ用」と書かれたみそ蓋昆布が売られている。サイズも大きめ。だがこちらで見かけたことはない。なので、通常よく見かける細いタイプの昆布を何枚も並べて蓋にする。


昆布を開けてみた。味噌の表面も奇麗で、こちらもカビはない。写真上は蓋にしてあった昆布。味噌の香りで包まれた昆布は、刻んでそのまま熱々のご飯のお供に。自家製佃煮のようなもの。


しゃもじで返すと、昆布があたっていた面とそうでない面との色の違いが歴然。昆布面は出汁が入ったかのように旨味と甘みが強い。昆布があたっていなかったところも、実はめちゃくちゃ甘い。その秘密は麹の量。味噌のレシピは実家に代々伝わるもの。ネット検索した一般のレシピと比較すると2倍もの量。だから甘みと旨味が強いのだそうだ。祖母はよく「出汁要らず味噌」と言っていたそうだ。出汁とりが面倒くさい時、あるいは時間がない時はそのまま味噌を使っていたらしい。実家に伝わる味噌づくり。私もそれを継承しようと思い、13年ほど前から作り続けている。


普段使い用を小さめの容器に取り分ける。友達へのお裾分け分も少々取り分ける。プラス、ちょっと色々。。。


お裾分け味噌のパッケージ用にこんなラベルも作成(^^)/.


残った味噌は、また瓶に戻す。取り分け前の9リットルサイズから5リットルぐらいの瓶に切り替えて。表面をアルコールで拭いておく。こうすれば、次に開けた際、カビのない奇麗な表面が現れる。


瓶に木の蓋を乗せて、その上に陶器の瓶蓋を乗せる。


自家製味噌、とくるのなら、やはりフキミソでしょう。家の外にはたくさん蕗の薹が。


フキミソの出来上がり。ちょいと指で。うふ。

「手前味噌」とはよく言ったものである。自慢話の冒頭に付ける事がある。やはり自分が作った味噌が一番美味しくて素晴らしい。だから「手前味噌なんですけど」と言ってしまうのであろう。自家製味噌作りの経験により、「手前味噌」の語源由来を、肌や心で感じることができた気がする。