2014年は”犬年”WinkingHappy

もうすぐ2014年ともお別れですね。私にとってこの1年は「犬年」でした。
昨年の暮れ、我が家に犬がいない状態に。2014年は年明け早々から「里親募集」のチェックに続くチェック。めでたく4月に2匹の里親になりました。1月17日産まれの兄妹。ブルーとココと名付けました。下記の写真は月齢9ヶ月頃。



この2匹を引き取る前後にひょんなご縁があり、月齢5ヶ月の犬を合計21匹も抱えて右往左往の飼い主と出会いました。成犬も入れると総勢35匹以上!!パート仕事で決して裕福な暮らしをしているとは言えない飼い主で、誰も散歩に連れ出すことができない状態でした。詳細は省きますが、とにかく劣悪な環境に犬たちがいました。経済的な問題もあり、常識とされるフィラリア薬すら、与えたり与えなかったりという状態。餌は朝一回だけ。成犬たちはまだ若いというのに痩せていて健康的には見えない感じでした。飼い主には申し訳ないのですが、ここに居続けたら間違いなく不幸になりますよね。

せめてこの21匹だけでも救わなければ、という気持ちはありながらも、果たして月齢5ヶ月にもなった犬たちに里親は見つかるのか、皆2〜3ヶ月の子犬を求めるだろうし、というネガティブムードになっていました。ところが、ダメ元で載せたインターネットの里親サイトが大ヒット。私が載せたのは14匹。足の悪い男の子がまだ1匹残っていて、他にはアクシデントで亡くなった子もいましたが、ほかの子たちは暖かい家庭にもらわれていきました。里親に神奈川県方面が多かったのは面白い現象でした。でも嬉しいことに、内2匹の里親さんはいすみ市。その内の1匹とは今も交流があり、我が家の庭で一緒に遊ばせたこともあります。

世の中捨てたものじゃあないゾ、と思いました。良い人たちはまだまだたくさんいるんだと。里親になってくださった方々は、ペットショップでお金を出して犬を「買う」ということに否定的な感じがありました。私も同感です。命をお金で買うということに基本的には抵抗があります。ただ、ブリーダーがいるから様々な犬種との楽しい出会いがあるのも事実です。そう考えると、犬の飼育ビジネスは「良識ある」ブリーダーのみにしていただきたいものです。このところ、たくさんの純血種が捨てられているというニュースを見聞しますよね。これは実は法律が変わったからのようです。「不要」になった犬を保健所に持ち込んでいたペット業者に対し、保健所が断ることができるようになったそうです。これを機に、ぜひこうした悪徳業者を摘発し、動物取扱業者の免許を取り上げるだけでなく、懲役刑の実刑ぐらいにすべきではないでしょうか。

さて、先の子たちは、21匹中、20匹が幸せをつかんだことになります。幸せに暮らす子たちの例を2家族分載せます。
A君。里親サイト用に取った時の写真


A君の現在。歯医者さん一家に貰われていった子です。引き取りに来てくださった娘さん(彼女も歯科医)はなんとも可愛らしくチャーミングな女性でした。また、お父様が素敵な方で、膝の上に抱っこしたり、縁側で男同士並んで座ったりと、楽しい写真を送ってくださいます。お茶目で可愛くたくましい犬になりました。本当にありがとうございました。


B君。同じくサイト用の撮影時。


B君現在。家具職人のご家族のもとに引き取られました。ご夫婦揃ってとても暖かな人柄。ビジネス用のウェブサイトがあり拝見したところ、とても素敵な家に住んでいらっしゃる様子で、さすがクリエイティブな仕事の人は違うなぁと。四国までの長距離ドライブも楽しんだそうです。つい先日には、わんちゃんも含めご家族揃ってテレビ出演したそうです。本当に幸せそうです。そしてとても綺麗な犬ですよね。サイト用の撮影時に見せた不安そうな面影は全くなく、幸せが満面に出ています。本当にありがとうございました。


このような里親探しのイベント?が春から秋まで続きました。加えて、もうこれ以上産まれるのは困るということで、犬の避妊手術のお手伝いもしました。犬猫の保護活動、避妊手術、去勢手術の活動を行う団体を友人から聞き、さっそくコンタクトをとり、どうにか8匹のメスの手術を終えました。保護団体さんからケージを借り、メス犬を軽トラの荷台に乗せて移動。行ったり来たりがなんどもありましたが、今振り返ると良い思い出です。

下記の写真は、いすみ市の人に貰われていった子で、うちの子たちと遊んでいる時の様子です。最初はおどおどしてましたが、痛烈なぐらいにフレンドリー?なうちの犬に気圧され、仲良しになりました(笑)。


里親のこと、避妊手術のこと、これらと同時進行で我が家の「子育て」もあったわけで、秋頃までは忙しい日々でした。でも、とても誇らしい気持ちになれたのも事実です。こんな善事は50年以上生きてきて初めてかもしれません。もちろん、これまでも里親探しは行ったことがあり、合計すると何十匹になりますが、もう子犬とは言えない月齢の犬たちを、しかもこんなに夥しい数の犬たちの里親を見つけたのですから。

前のブログにも書きましたように、8月下旬からは「成年後見制度」について学び始めました。社会人講座だというのになぜか試験もあり、合格不合格ラインまで設けられているのです(汗)。課外実習もたくさんあり、レポートに次ぐレポート。

写真は、実習の一つ。自分で課題を設けて実行するのですが、後見制度を知ってもらうための広報活動を行うことにしました。NPOいすみスタイル研究所のイベントに参加し、ブースをいただき、そこで活動しました。手応えもあり、有意義な時間でした。講座は1月まで続きますが、終わった後も何かこれに関わることを学びたい気持ちです。


この写真は、同じく成年後見制度の課外実習の時のもので、知的障碍者の支援を行っている人に同行させてもらい、その実態を学ぶというものでした。
知的障碍者の方々が働くNPOでのランチメニューです。本当に美味しいおでんでした!「茶飯」がまた美味しく、単にお醤油を少し入れて炊いただけらしいのですが、良い出汁が出ているような味でした。お世話になりました。ありがとうございました。



こーんな感じで過ごしてきた慌ただしい雰囲気の2014年でしたが、振り返ってみると、それぞれが有意義であったわけで、良い年だったと思います。また、自分の足元を見つめてみると、優しい夫と可愛い犬たちに囲まれ、本当に幸せ者だと感じます。

夫や犬たちとのマッタリ、ゆる〜い、タイムを過ごせることに幸せを感じます。



社会人学生として度々東京に出かけますが、その東京に出るのにそれほど苦ではない距離ながら、焚き火だってできるような広くてのどかな場所に住んでいるのだと思うと、本当に感謝の気持ちです(東京人にはわからないかもしれませんが)。


そして、秋頃までずっと待ち受け画面がこの子たちでしたが、


ようやく、ブルーとココに変更しました。亡くなったアオとウメの写真を未練がましく待ち受け画面にしていましたが、「可愛いですね、いくつですか?」みたいなことを人に言われることがあると、「もういないんです」の一言で会話がブツリと切れてしまうんですよね(笑)。さすがにそろそろ切り替えねばということでブルーとココの撮影を敢行しました。



来年もブログはこのノリで、気が向いた時に書く、という方向にいたします。どうぞよろしくお願いいたします。皆様にとっても、2015年が良き年になりますように。

新・犬家族

1年8ヶ月ぶりのブログです!
最後のブログが2012年12月30日で、ウメ(犬家族)に感謝の気持ちを捧げた内容でした。そのウメも2013年12月に17歳2ヶ月で他界。喪に服す期間を経て、今年の4月に新しい犬家族が我が家の仲間入りです。2匹とも今年の1月17日に産まれた兄妹。里親募集のチラシを見て面会し、4月後半に我が家にやってきました。
18年ぶりの子犬で、子育て方法も忘れてしまっていて、右往左往。年齢的にはほとんど孫育てながら、18年前の数々の失敗を反面教師にしながら、今度は間違いの無い育て方をしたいと思います。


Blue ブルー。オスです。最近の写真。月齢7ヶ月。

ブルーが我が家にやってきて間もない頃。生後3ヶ月ちょい。あどけないですね、やはり。

Coco ココです。メスです。最近の写真。月齢7ヶ月。

ココが我が家にやってきた頃。ブルーと同様に生後3ヶ月ちょいで、こちらも子犬感溢れるチビ表情。

こちらは月齢5ヶ月位の頃。

即座にマスターする躾と言えば、エサの時間の「待て」。この子らも同じですね。

去勢避妊手術の年齢タイミングに関しては諸説というよりも2説あるようです。子犬の時でなく、ある程度性格が落ち着く2歳頃にした方が良いという説。もう一つは、半年経ったらすぐに行うというもの。18年前は前者を、今回は後者にしました。

オスよりもメスの方が切開部が大きく、当然ダメージも大きいですよね。カットバン絆創膏をちょろっと貼ってもらったブルーは元気そのもの。でも女の子のココは結構ぐったり。犬猫を含めると、この18年の間に4匹のメスの手術を経験しているというのに、なんだか人間がオロオロ。こんなに痛々しかっただろうかとか、ぐったりは数時間だけだっただろうか、などなど、記憶が甦りません(汗)。


でも、そうした飼い主の心配顔とは裏腹に、ココもすぐに元気になり、さっそくブルーと取っ組み合いでプレイタイム。傷に触るのではないかと思われるぐらいに激しい遊びにヒヤヒヤ。


傷口をカバーするネット?でしたが、ラフなプレイのため、かなり大きな穴が増えて(汗)。

こーんな箇所も。

ちょっとはしたない格好で申し訳ないのですが、お腹の側はこんなにもハチャメチャに。

見かけはかなりミゼラブルで、ほぼホームレス犬状態ですよね。ネットさん、抜糸までどうにかもってくださいっ、と祈る。
手術に関する先の2説ですが、半年経て行う今回の手術のデメリットは、所詮子犬なので、元気がありすぎて、これらの写真のようなことになる、ということでしょうか(笑)。2歳を迎えてからの手術の時は、本犬も周囲の犬たちも皆成犬であり、おとなしくしていました。

これを機にブログを再開する、というわけではありませんが、気が向いた時にアップしたいと考えています。プレッシャー無く気軽であることが自作サイトの良さですよね。エキサイトやアメブロなどの無料ブログは、3ヶ月ぐらい更新が無い場合、スポンサーの広告が載ってしまい、煩わしさがありますが、こちらはそうした心配は無用です。

私事ですが、8月の終わりからまた学生に戻ります。「市民後見人」講座を受講するためです。認知症、精神障碍、知的障碍などのため、日々の生活がままならなくなる人口は増える一方らしいです。現時点での該当者は900万人ほどで、財産管理、身上監護が必要であるにもかかわらず、後見人制度利用者は2%程度とのこと。総称は成年後見人と言い、一般的感覚でもそうですが、2000年設立当時、その多くは親族が担うというスタートを切ったようですが、今日では必ずしも親族が一番でもない様子です。親族が離れて暮らしている、一人暮らしの高齢者増、身寄りの無い高齢者増など、様々な理由があるようです。そこで、親族だけに任せるのではなく、その地域の共助的考えの元に見守っていこうというのが市民後見人です。
とても身近なことですよね。色々と学ぶことがたくさんありそうです。頑張ります。

ウメに感謝WinkingLaughHappy


ここ数年、暮れが押し迫った頃に取り上げていた「犬」たち。その年に出会った他所の犬を取り上げてきた。でも、今年は、いや、今年こそ我が家の犬、ウメに「ドッグ賞」を授けたい。今年の7月にポチ(母親犬)が他界し、我が家の犬はとうとうウメ(娘犬)だけになった。



御年16歳2ヶ月。高齢化とともにウメは目が見えなくなり、耳も聞こえなくなった。衰えはあるが嗅覚はどうにか残っていて、その他のセンスも頼りにしつつ、ドッグドアをあけて家から中庭へ、中庭から家へと出歩いている。もう通常コースの散歩はできない。が、「群れ」として生きる犬の習性を尊重したいと思い、ほぼ毎日、すぐそばの堰まで”散歩”に出る。歩みはゆっくりだが、群れでの行動に喜びを感じている様子がある。肉体的限界による散歩の距離を稼げないからなのかどうか、その分何故か頻繁に中庭に出る。目も耳も、そしてこの年齢なのであり、今はもう彼女の好きなようにさせてあげている。若い頃は立ち入り禁止だった台所も今はオーケーと。残されたセンスでゆっくりと探検をするウメ。全てを許容したい。

思い起こせば、迷い犬ポチを我が家に迎えたのが1996年8月。その時点で既に妊娠中だったポチ。そしてアオ(2008年他界)とウメが同年10月に産まれた。我が家にとっては記念すべき「犬生活」スタートの時。我が家の基本犬たちの最後がウメになった。一日一日、ウメのことがとても愛おしくなってくる。

ずっと複数の犬がいた我が家。ある意味それを方針としているぐらいなのだが、その意味でもウメ一匹というのは、らしからぬ状況とも。実際、アオが亡くなった後、しばらくしてから次の犬を考えたことがあったが、ちょうどその頃に迷い犬を迎えた。半年という短い命だったその迷い犬の後またしばらくして次の迷い犬といった具合。そうこうしているうちに我が家の「基本犬」たち自身が年をとり、この子たちの”犬生”を最後まで見届けることの方が他の犬を迎えることよりも優先される状況に。タイミングの悪い状況が重なること数度。そして1匹となったウメ。盲目で聾唖の老犬に新しい家族を迎え入れるのは避けたい。

さて、話題はがらっと変わるが、今年も終わろうとしている今、今後このブログをどうしようかと考えあぐねている。2009年8月にブログをスタートしてから3年と4ヶ月。頻繁に更新していた最初の頃から見ると、今や義務的に書いている感が無いとは言えない。もう止めようかなと考える私がいる一方、止めるのもどうかと躊躇する私もいる。

物事の大半がそうであるように、なんでも最初は勢いがあるもの。だが、少しずつ面倒くさくなり、アップの間隔が空いてくる。ずっと続けているのは、ビジネス上、ブログを必要とする人たちだけのような気もする。ネットで何かを調べていて、たまたま行き会った個人のブログを見る事があるが、3年から5年ぐらいでブログが終了していることが多い。宣言をして終了というケースもあるが、なんとなく間が空いたまま数年経過というケースも。

こうした中、友人たちからはブログよりもFacebookを、という声がたくさんかかる。でも、そちらもちょっと否定的な気持ちだ。ブログでこんな状態の私はたぶんFacebookをやっても同様の気がする。「別にいちいちレスの必要は無いし、ただ見ていたり、読むだけでもいいし、ポチっだけでも、ね」というのが友達たちの意見。でも、せっかくアップした写真やコメントに全く返事もないままにいるのも申し訳ない気持ちになる。また、いいね、のポチっによって自分のことがあちこちに広まるのも今のところは嬉しくない。やはり、広めたい、と思う人たちの遊び場なのではないかと感じる。なので、今のところはやめておこうと思う。

アメブロやエキサイトブログなど、無料で立ち上げられるブログを使えばもっと気軽にアップする気持ちになれるという意見もある。実はこのサイトやブログは「ラピッドウィーバー」というソフトウェアを使って作成している。確かにこのブログを更新するためにはラピッドを立ち上げ、ブログを書き、ソフトウェア内で更新業務を行い、その後サーバーを呼び出してアップさせ、という具合で、面倒くさいのである。とはいえ、無料ブログでまた何かを始めるといっても、すぐにネタ切れになることは間違いない。更新手続きに手間が無いからといって長続きするものでもない。さーて、2013年のこのブログはどうなっていくのか。しばらく考えてみることにする。

本年も「なんだかんだブログ」を購読いただきありがとうございました。皆さんにとって2013年が実りある良い年になりますよう願っています。

友達づくり、友達探しHappyWinkingLaugh

50代、60代になると、一般的にはそろそろ終の住処を探そうかな、となる様子。年代的には我々夫婦はそのど真ん中なのだが、既に終の住処にいる。30代、40代というまだ現役のうちに、一足早く、先を考えた終の住処作戦を実行に移したということになるだろうか。

我々夫婦と同年代の友人カップルも多くいる。会社勤務型もいるが、多くはフリーランス。少しずつ仕事を減らし、あちこちで高尚な趣味にお金を投じ、終の住処も少しずつ考え始めたカップル。既に巣立った子供達が住むいくつかの国、また友人たちが移住した国々を、夫婦揃って訪ね歩きながら終の住処を考え中のカップル。昨年の震災がきっかけとなり、何十年という東京住まいに別れを告げようと決め、今後5年計画で奥さんの故郷に移住しようと考えているカップル。

数年前、毎月遊びにきていた友人カップルがいた。大都会に住む彼ら。一方のこちらは大自然。360度完全に自然界パノラマという光景は東京人の彼らにとっては新鮮であり癒しであっただろう。また、終の住処としても一考の価値大いにありと見ていたことは間違いないと推測される。

しかし、彼らが足しげく通い続けてくれたのは、我々夫婦を慰める意味もあった様子だ。慰める?えっ?は?である。だが彼らとしてはこういうことのようだ。つまり、こんな片田舎でしかも隔絶された僻地に住む私たちは、さぞや寂しい思いをしているに違いない。遊びに来いと誘いをかけてくる理由も、このように刺激も何も無い自然の中にいるからであり、絶対に退屈しているに違いない、と。・・・(笑)(笑)(笑)。

終の住処候補としてこの地を提案をしたことは事実だし、泊まりがけ訪問に誘ったことも事実。だが、「遊びにいっていい?」と打診してきたのはどちらかというとほとんどがあちら側からであった。且つ、我々夫婦はちっとも「ロンリー」ではないし、「ボーリング」でもない(笑)。実際のところ、家にいる事に退屈し、スカイプや電話で話しかけてくるのは「東京人」であり、こちら側からかけたことは無かった。タイミングとしては、仕事が一段落した後、台風や大雨などの悪天候で家にいるしかない時が多い。しかも、「なんかつまんなくて」と開口一番(笑)。悪天候の際は読書をしたり衛星放送の映画でも見たりしているし、悪天候後は落ち葉や枝のレーキングに忙しい。仕事が一段落していたら、これまた庭回りの仕事をしようか、ということもある。時間が許すなら天候や仕事の有無に関係なく、自然に耳を傾けたり、美しい眺めに見入っていたりと、これらがこういうのどかな場所にいるということそのものの意義だと感じる。こうなるとスカイプをしている暇は案外無いのが実情だし、こちらからスカイプをしようかと思う事はない。ロンリーなのは都会人の方のようだ。事実関係が逆なのにそれに気づかないのも笑える話だが、その心理も面白い。一見、田舎の方が「空虚」を感じさせるのかもしれないが、私たち夫婦の友達たちに限っては逆の現象が起きている。遊ぶ場所には事欠かず超刺激的な都会が大好きと思っている人たちは、案外自分の「ロンリー」感に気づかずにいるのかもしれない。

ただ、終の住処を探し始めた比較的仲の良い友達カップルたちがこの地を選んでくれたらいいのになぁと思うことはある。選ばれなければ多少のロンリー感を抱くことは間違いない。友人カップルたちの終の住処探しは、夫と私の会話の中によく出てくるようになった。

会社勤務であろうとフリーランスであろうと、年齢とともに仕事の量は減り、老年期と向き合うことになる。老年期とは、夫婦が向き合う長い期間と同義語だろう。子どもがいるカップルも例外ではない。子はいずれ巣立つ。それはまた夫婦2人での暮らしを意味する。子どもがおらず元々夫婦2人だけの生活を長く続けているカップルの方が老年期の向き合いにはスムーズに入れる気がする。却って子どもがいるカップルの方が、急に2人だけになったような新局面に戸惑うのではないだろうか。

バブル経済の頃、「成田離婚」という言葉が流行した。子供の結婚式後、ハネムーンに出る2人を成田空港まで見送った直後の両親の離婚。新婚カップルがハネムーンから戻った後で離婚を考えるというテレビドラマがあったため、成田離婚を混同することがあったが、元々は「両親の離婚」を意味したものである。両親といっても、離縁状を突きつけるのは妻側(母親側)からだ。会社人間だった夫(父親)の実質家庭不在。夫婦らしい会話もないままに何十年もカタチだけ連れ添った妻は、定年退職した夫と毎日顔を合わせて生活することに耐えられない。そして妻の決意は、子供が結婚するまでの我慢であり、成田でその憤懣を爆発させ、離婚届を手渡す。青天の霹靂の夫。退職金、或いは家、或いは両方を妻がもらうというのが成田離婚の定番。バブル期が過ぎ、不況が続く今の成田離婚はどうなのだろうか。離婚したくてもできない現実があるかもしれない。それはそれで悲劇。仕方なしに生活を共にする夫婦。考えただけでも辛そう。

フリーランスの夫と私。子供無し。これからもこれまでのように2人で向き合っていくことを考えるととても楽しくなる。我々夫婦はお互いをベストフレンドと思っている。それでも、好きな仲間たちがこのエリアに移住してくれたら、カップル同士の語らいが増え、また女同士、男同士など、色々な交流が楽しめるに違いない。幸い、私たち夫婦の友達カップルに不仲はいない気がする。子供がいるカップルでも成田離婚系はいないように思う。一刻も早く、彼らが納得できる終の住処を見つけられるように願っている。

便利なパングッズWinkingLaughHappy

便利な世の中になったもんだなぁと感じた時、ふと口を次いで出てくるのが「長生きしてみるものだねぇ」。夫も私もそんなに「トシ」ではないけど、これはもう口癖(笑)。


パン焼きの際にもついついこのセリフが。その一つがシリコンマット。マイナス40度から300度まで耐える優れもの。使い捨てタイプのオーブンシートとは違い、千の単位で使用するもの。薄手のものから厚手まで種類も色々ある。私が持っているのはフランスのマトファー社のもの。バゲットやカンパーニュはいつもこれで。メッシュタイプのこのマットを使うと、パンの裏側がとてもプロっぽく仕上がり、にっこり。価格は数千円で安いとは言えないが何年も使い続けることを考えるとかなり割安に。そして、使い捨てのオーブンシートは実は決して単価的に安いとはいえないので、ホームセンターなどで是非ご確認を。


そしてこちらもまたマトファー社製で「ペストリーロールアウト」。スケール付きなので、生地を伸ばしながらサイズをチェックできる。写真はクロワッサン生地。


たくさん作って冷凍に。


焼きたてのクロワッサンを朝食に。


サイズチェックだけでなく、このマットが優れている理由は、作業から焼成までの全てをこのマットの上で行えるということ。写真は見ての通り、餃子の皮。そして作るのは中近東チップス。半分にカットした皮を並べ、オリーブオイルを刷毛で塗る。


クミンシードを適当に乗せる。平なものでシードを押さえつける(焼くと皮が膨らみ、その勢いでシードが落ち易い。押さえつけても少しは落ちることを覚悟)。


最後に塩をパラパラ。ほどよい塩加減はソルトミルに限る気が。


170度から180度で10分位。ジャーン!これがかなり美味しい。ビールのおつまみに最高。


餃子の皮で中近東チップスなら、こちらは春巻きの皮でイタリアのグリッシーニもどき!こちらもレシピというほどではないけど。春巻きの皮(大でも小でも)を半分にカット。マットの上に皮を広げ、ピザ用チーズをパラパラっと置き、くるくるっと巻いて、端っこにオイルをつけて接着させる。こちらも170度から180度で10分位。多少崩れても気にしない。両脇からはみ出したチーズがまた香ばしくて美味しい。


”サイズ”ついでにこれを。いわゆる食パン型。一般的には1斤型、1.5斤型、2斤型というサイズ。でも写真の型はスリム食パン型。サイズは20cm×8cm×8cm。お店で見る食パンのサイズは私にはちょっと大きい。トーストだと結構薄切りになる。そんなに厚切りでもなく、でもあまり薄切りではないという厚みが私の好み。朝食でそういうトーストが食べたい時、このサイズはバッチリ。型を見ると小さく感じるのだが、焼いたパン・ド・ミを見るとなかなか大きく感じられる。パン・ド・ミはひらったく言うと山形食パン。でもバターなどの油脂類や牛乳を使っておらず、バゲットなみのシンプル材料なので、食パンと言ってしまうとちょっと違うかなと。


これを3センチ位の厚みでスライスしてトーストしバターをたっぷりと塗る、むふ。厚みのあるトーストが好きな人は是非。